新・堕靡泥の星 / 佐藤 まさあき

全7巻。一年ちょっと前に216x7=1,512円で購入した模様。その時に読破していたが、何となくエントリ化しないで放置していた為に内容を完全に忘れる(´・ω・`)

致し方なく改めて読み直してエントリ化した。これ以外にも数十冊分くらい読み直してエントリ化しないといけない作品があり、更に買ったは良いが読んでいない作品も100冊以上有る(´・ω・`)ヨムノメドイ


ネタバレ含みで内容を羅列すると、

1巻の「アウシュヴィッツ」編は、かつてのアウシュヴィッツに訪れた神納達也がシモン・メイヤーなる人物に導かれ、あんなことやこんなことをするお話。前半はほぼ前作の内容を編集した再録。後半はかつてのナチスの凶行を説明するように話が進む。


人間って怖い(´・ω・`)


2巻の「アラブ肉地獄」編は、産油国の王族にさらわれた天摩香織を救う為に達也が奔走・活躍するアクション物。前作の密川憲造の人間牧場の焼き直しと言えなくもない。香織が"中国拳法および杖術の名手"で女優でレポーターだったので、何となく『傷追い人』の日下夕湖と設定が似てると思ったりした(´・ω・`)


3巻の「黒魔団(ブラック・メイソン)」編は、ドイツ編と能登半島編の二部構成のお話。ドイツの話の終わり方は、1巻同様に少し不思議な的終わり方。能登半島の話は無理矢理繋げたのかなと思わなくもない展開で、なんか問題は解決してないような気がしないでもないw ちなみにこの巻で「影男」が出てくる。あれも三巻まで読んだけど、未だに追加エントリ化してない(´・ω・`)


さすがにそれは脆すぎるだろと思った(´・ω・`)


4巻の「夢犯魔」編は或る意味、前作を踏襲している犯罪物。クロロホルムを使った連続婦女暴行事件を元にした話っぽい。 1~3巻、5~7巻は比較的”綺麗な神納達也"なのだが、この巻だけは前作の腐れ外道の鬼畜野郎に戻っていて怖い(´・ω・`)

うるせぇ、黙れ(・∀・)


5~7巻の「九竜魔窟」編「性人形」編「香港死闘」編は続き物。またまた影男が出てきて大活躍。まあ影男なしではどうしようもない展開だしなw 結構ストーリー展開は雑だった。

言うまでもないが犠牲者となる女の子達(´・ω・`)

前作にも出てきた謎の男・室田

この展開は雑すぎるw

相変わらず、不思議な擬音を使う人だなって思ったw

その論理はおかしいよ、影男(´・ω・`)

水上じゃないのか

謎の組織IIO

金正男暗殺って…
三巻の能登半島編の陸のバミューダトライアングルって…


正直のところ、微妙と言えば微妙。作者の佐藤まさあきも、もうネタ切れだったのか、クライム物よりもアクション物を描きたかったのか、4巻以外はただの冒険活劇だなぁ。1巻も違うと言えば違うか。

まあ、する人間が達也ではないだけで、そういうシーンは相変わらず沢山あったけど(*´・ω・)エッチナノハイケナイトオモイマス

というわけで前作のようなクライム物を望む人向けではなく、かといって「影男」ほどのハードボイルドアクション物でもない。まあでも、強いて言えば「影男」系アクション物が好きな人向けですかねぇ…(´・ω・`)